U─20W杯日本は決勝T1回戦で韓国に0-1で敗戦 好機逃し失点
日本の左サイドでSB菅原が、マイボールをつなごうとしてミスパス。相手にクロスを放り込まれた。待ち構えていたのが身長193センチFWオ・セフンだ。頭で合わせたボールに今大会スーパーセーブ連発の京都GK若原がはじき出そうと懸命に手を伸ばすも、ボールは無情にも右サイドネットに吸い込まれていった。
「U―20代表の主軸を担うはずのFC東京MF久保、鹿島MF安部、広島GK大迫が、同時期に活動が入っている日本代表に招集され、さらにW杯グループリーグでFC東京FW田川、横浜FCのMF斉藤光がケガを負って戦線離脱。さらに韓国戦でプレーしたとはいっても川崎FW宮代、東京VのMF藤本、神戸MF郷家らは別メニュー調整を強いられた。大幅な戦力ダウンとなってしまったが、戦力充実の韓国を相手に互角の戦いを展開した。勝負事なので勝たなければならないのは承知しているが、若い選手たちの健闘を称えてもいいのではないか」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。悔しい敗戦を今後の糧としてもらいたいものである――。
▼影山監督のコメント
「残念です。ギリギリの戦いの中で選手は体を張って闘ってくれた。勝利という結果が欲しかった。勝ちたかったゲームだった」