世界93位に分け…森保Jに「頭をもっと使って」と釜本氏
スコアレスドローに終わった5日のキリンチャレンジ杯の日本代表VS.トリニダード・トバゴ。メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏は「サッカーは点を取り合うスポーツ。その観点では落第点しかあげられない。個人的にも不完全燃焼だった」とバッサリだ。
シュート7本の中島を筆頭に交代5選手を含めて出場16選手が計25本ものシュートを乱れ打ちしながら、結局は1本のシュートもゴールラインを割ることができず、シュート計5本のトリニダード・トバゴ相手に0―0決着という結果に終わった。
「どの選手も持ち味を出しながら相手ゴールに迫っていったが、すべてのプレーに“もうひと工夫”が足りなかった。カットインしてシュートを相手が警戒してきたら、そのカットインをダミーにして味方に効果的なパスを送るとか、各選手とも“頭をもっと使って”ほしかった」(前出の釜本氏)
キリンチャレンジ杯2戦目は、9日に仙台でエルサルバドルを迎え撃つ。この日のような不細工な試合は勘弁してほしいものである。