賞金ランク2位浮上 黄金世代“稼ぎ頭”渋野日向子の凄みとは
【資生堂アネッサレディスオープン】最終日
2打差2位発進の渋野日向子(20)が、イ・ミニョン(27)とのプレーオフを制して逆転で今季2勝目を挙げ、賞金ランクでも2位に浮上した。
14番までは最終組で一緒に回る首位発進のイに4打差をつけられていた。
残りホール数を考えれば、ツアー通算4勝(今季1勝)のイに有利な展開だった。
ところが15番からの4ホールで追いついてプレーオフに持ち込み、1ホール目で決めた。
「(4打差あっても)あきらめなかった。逆転とプレーオフで勝つことができてうれしい。とくに緊張もなく、風が強かったけどいつも通りにプレーできた」(渋野)
渋野は4日間で最も難易度が高い15番パー4と2番目の17番パー4でバーディーを奪った。
この日、15番でバーディーを決めたのは2人、17番は3人。2ホールともバーディーは渋野ただ一人だった。