MF中島翔哉が名門FCポルト移籍で…森保代表監督“痛し痒し”
日本代表MF中島翔哉(24)のポルトガル1部名門ポルトへの移籍が決まり、中島の商品価値の高さが話題を呼んだ。
中東カタールのアルドハイルから移籍。ポルトは今後の移籍金(移籍解除金)を100億円に設定したと地元で報じられた。ついに中島も、大台の「100億円男」の仲間入りを果たしたというワケだ。その中島と一緒にコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦した森保ジャパンの中軸をなしたMF柴崎岳(27)、GK川島永嗣(36)が、23歳以下代表で臨む2020年東京五輪のオーバーエージ(年齢制限なし=OA枠)として出場するのでは――ともっぱらだ。
「コパのメンバー23人のうちで東京五輪世代が18人。残り5人はOA枠を見越した上での招集だった。森保監督は、OA枠選手を早めに決めて五輪チームの土台をつくっていきたいと決めており、コパで存在感を示した中島に柴崎、そしてベテランGK川島がOA枠入りするのは既定路線だった」(サッカー関係者)
ところが中島のポルト入りで雲行きが怪しくなった。中島が欧州を代表するビッグクラブであるポルトのレギュラーとして活躍すれば、ポルトが<選手の強制拘束力のない>東京五輪に「貴重な戦力であるナカジマを出したくない」と拒否するのは自明の理だからだ。