笠問題もウヤムヤ…白熱ツアーに水差す小林浩美会長の悪名

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【大王製紙エリエールレディス】第1日

 今季女子ツアーは今大会と最終戦の残り2試合だけになり、賞金女王レースがヒートアップしている。初日はランク首位の鈴木愛(25)が1アンダー36位タイと出遅れ、約775万円差で追うランク2位の申ジエ(31)と、約2431万円差・同3位の渋野日向子(21)がトップと2打差の2位タイと好スタートを切った。今週は優勝賞金1800万円。最終戦は3000万円だけに、タイトルの行方が面白くなってきた。

 そんな白熱する女子ツアー終盤に一人カリカリしているのが小林浩美会長だ。

 4戦前のマスターズGCレディースで起きた“バスタオル事件”の調査結果や厳重処分の理由が明らかになっておらず、先週は説明を求めたメディアに逆上するトラブルを起こしている。

■説明責任を何も果たしていない

 今週は当事者の笠りつ子が会場を訪れてメディアに謝罪したが、屋外での囲み会見だったのも小林会長がクラブハウスの使用を認めなかったからだ。本来なら小林会長と笠がそろって一刻も早く会見を開き、経緯説明と謝罪して頭を下げるべきだが、会長が逃げ回っている。

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