CL初先発のリバプール南野 スタメン奪取好機もミス連発
英プレミアの名門リバプールに所属する日本代表MF南野拓実(25)が日本時間28日午前5時開始のミジュランド(デンマーク)戦で移籍後、初めて欧州チャンピオンズリーグ(CL)のスタメン出場を果たした。
先週末のリーグ戦から中2日。格下との試合にリバプールのクロップ監督はスタメンのローテーションを断行。今季公式戦8試合出場も、先発はリーグ杯2試合にとどまっていた南野にCL初先発のお鉢が回ってきた。
サラー、マネ、フィルミーノの強力レギュラー3トップを温存してオリギ、ジョッタ、シャキリが3トップを形成。南野はトップ下に入った。
この4人の中で誰がポジション争いで抜け出せるか? これが見どころのひとつだったが、結果を残したのは後半10分に先制点を決めたジョッタだけ。南野は相手ゴール前でCF的な動きを見せたり、自由にポジションを移動しながらアグレッシブに動き回ったが、決定機でトラップミスやシュートミスを連発。
結局、同15分にサラーに代わってベンチに連れ戻され、そのサラーが同45+3分に貴重な追加点を決めた。南野は<CLでゴールを決めて指揮官にスタメン奪取をアピール>のチャンスを棒に振った格好である。