J選手が醜聞で契約解除 週刊誌とタレコミで発覚のお粗末
Jリーグ臨時実行委員会が20日に開かれ、終了後のリモート記者会見で話題になったのが「J1仙台・女性暴行MF契約解除」と「J2新潟・助っ人2人酒気帯び運転契約解除・隠蔽疑惑」だ。
仙台は20日、MF道渕諒平(26)の同日付契約解除を発表した。8月に道渕の交際相手の女性が暴行を受けていると警察に通報。9月に道渕は傷害罪容疑で逮捕された。当人同士が示談を選択。道渕は何食わぬ顔で試合に出場していたが、20日発売の週刊誌「FLASH」が事件の詳細をスッパ抜き、この日の契約解除となった。
新潟所属のMFファビオ(23)は9月17日、FWマンジー(32)を乗せて酒気帯び運転。取り締まり中の警官に止められたことで発覚した。
新潟の是永社長(43)と玉乃GM(36)は事件を知りながら、Jリーグに報告したのは約1カ月後の10月14日になってから。それも「Jリーグへのタレコミ電話がきっかけ。Jは10月12日に事実関係を新潟に問いただしたが、しかし返答は2日後の14日だった」(地元マスコミ関係者)。
どんなに言い訳をしようと新潟は、筋金入りの隠蔽体質と言われても反論できないだろう。