久保建英が新天地デビュー戦 2ゴール演出して存在感を発揮
スペイン1部ヘタフェに移籍した日本代表MF久保建英(19)が、新天地デビュー戦で存在感を見せつけた。
日本時間12日午前3時キックオフのエルチェ戦の後半19分、1―1の局面で途中出場した久保は右サイドMFでプレー。
背中には、空き番号の関係で守備的選手がつける<背番号5>が与えられた。8日に合流し、一度も練習に参加できずエルチェ戦がぶっつけ本番だったが、能力の高さを思う存分に発揮した。
同24分、右サイドからボールを持ち込みPA内に侵入した瞬間に左足でグラウンダーの強烈シュート。GKははじくのが精いっぱい。コボレ球をFWマタが押し込み勝ち越しゴールを演出した。
さらに同39分には、右サイドから絶妙クロスを送るとFWロドリゲスがPA内で倒されてPK。ダメ押しの3点目をお膳立てした久保は、チームの4試合ぶりの勝利に貢献し、地元の大手メディア「AS」に「刺激的なデビュー」と評価された。
得点場面以外でも、久保は積極的にPA内にボールを持ち込んでシュートを狙い、PK獲得か!?という微妙なシーンが2回あった。次節の相手は、21日午前3時キックオフの最下位ウエスカ戦。久保の新天地初ゴールが見られるか。