下館ゴルフ倶楽部「回り放題プラン」が集客力アップに貢献
下館ゴルフ倶楽部(茨城)
1996年開場の下館ゴルフ倶楽部は、69万平方メートルの敷地に18ホールが広がり、高低差3メートルのフラットなコースだ。そのためシニア層に「疲れ知らずで、たっぷりゴルフを楽しめる」と人気が高い。
オフシーズンの今はただでさえ入場者が少ないうえ、関東5都県に2度目の緊急事態宣言が発令されて入場者数が前年比50%減の大打撃を受けている。埼玉、東京からの来場者がプレーを見合わせているからだ。
それでも、月曜日と金曜日限定の「回り放題プラン」はゴルファーの関心を集めて賑わっている。
日没が早いこの時期でも、スタート時間や進行の関係もあるが、36ホール回ることができる。
「回り放題は自走式乗用カートでのセルフプレーですが、コースがフラットなうえに、料金が格安なので好評です。昨年4月に1回目の緊急事態宣言が発令された時は、入場者数が前年同時期と比べ約2000、3000人くらい減少しました。解除後は若年層も多く来場し、増加傾向へと復活の兆しが見えました。特に年末から年初にかけては首都圏からの来場者が7、8割を占め、回り放題の月曜日と金曜日は各日100人前後の予約がありました」(中島啓子副支配人)