セブンハンドレッドクラブはフットゴルフとの二毛作で集客

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス感染の“第3波”が押し寄せており、レジャー産業に再び暗雲が漂っている。ゴルフ業界も例外ではなく、10月は1件だったゴルフ場倒産件数は、11月に入り2件、12月も1件ある。

 かねて問題視されていた少子高齢化に加え、コロナのダブルパンチに見舞われ、ゴルフ場が潰れているのだ。

 今年開場40年を迎えたセブンハンドレッドクラブ(栃木)は、コロナ感染が広がる前から、ゴルフ場の多様化と利用者層拡大に取り組んでいた。

 それが昨年9月に導入したフットゴルフだ。フットゴルフはサッカーボールを蹴って行うスポーツで、ゴルフコースに設けられたカップ(直径53センチ)に入れる打数を18ホールで競い合う。

■「未経験者にゴルフ場に来てもらいたい」

 日本でフットゴルフができるのは15カ所だけと馴染みはないが、世界では40カ国1500コース以上もある。

「ゴルフはどちらかというとシニア層中心ですが、フットゴルフは若い世代です。ゴルフ未経験者にゴルフ場へ足を運んでもらい、ゆくゆくはゴルフも楽しんでもらいたいと考えています」(小林忠広代表取締役)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動