パリSGがバイエルンにもリベンジで欧州CL初制覇の可能性
フランスの強豪パリSGが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝に駒を進めた。
日本時間14日午前4時開始の準々決勝第2戦。昨季優勝のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―1で敗れて2試合合計3―3となったが、第1戦の<敵地での3得点>がモノをいい、アウェーゴール数で上回ったパリSGの勝ち上がりである。
試合はバイエルンがボールを支配し、波状攻撃に持ち込む展開。
パリSGはしっかり守ってからトップのFWエムバペ、トップ下のFWネイマール、右サイドのFWディマリアの3人が高速カウンターを仕掛けていく。
前半39分までにネイマールのシュートが右ポストを2回、クロスバーを1回直撃。バイエルン選手は肝を冷やした。
前半40分にバイエルンが均衡を破った。
身長191センチ、体重91キロの巨漢FWチュポモティングが、パリSGの182センチ、78キロのDFキンペンベを競り合いで吹っ飛ばし、ヘディングでねじ込んで先制したのだ。準決勝に進むには<2―0勝利>が必要なバイエルン。後半も攻め立てるが、パリSGの選手は体を張って自ゴールを守り、シュート14本(ゴール枠内5本)のバイエルンに追加点を許さず、優勝候補ナンバーワンを破っての準決勝進出である。