パリSGがバイエルンにもリベンジで欧州CL初制覇の可能性
パリSGは、ここまで<リベンジを重ねて>勝ち上がってきた。
今大会のラウンド16でスペインのバルセロナを2試合合計5―2で退けたが、これは2017年の<カンプ・ノウの奇跡>への復讐劇である。
その年の2月、パリSGは地元でバルサを4―0で撃破した。
ところが翌3月、バルサの本拠地カンプ・ノウに乗り込むと6―1の返り討ちに遭い、2試合合計5―6の歴史的大逆転負けの主役を張るハメに。その屈辱を晴らした格好だ。そしてバイエルンである。
昨年8月のCL決勝。パリSGは、CL初制覇を目指してバイエルンと戦い、0―1の僅差で敗れてしまった。
以来、パリSGの夢は「バルサとバイエルンにリベンジを果たした上でCLの優勝カップを掲げる」ことになった。
その夢は現実のモノとなりつつある――。