「進退」をまさかの新解釈…白鵬さん、その言葉の意味わかってらっしゃる?
白鵬が1年前、「来場所は進退を懸けるつもりで臨む」と師匠の宮城野親方が言ったことに腹を立てた。休みまくってたまに出てはチョイチョイと相撲を取って、どっか痛くなりゃすぐ休むの繰り返し。師匠に言われて当然だろうに、怒ったのだ。
きっと部屋では「てめえ誰のおかげで食ってられるんだバカ!」だの言われて、夜中に「酒だ酒だ、酒買って来い!」と命令されれば酒瓶抱いて酒屋の裏木戸を「お頼み申します。お酒をお売りくださいまし」って、よく師匠が来てたよ……てなことを酒屋の丁稚も話していた……んじゃないかなあ? とかね。
久々に「出てやるか」と決めた今場所前、「進退の意味がわかった」と白状した。ほほう、いよいよ新境地か? と取り巻きも思ったろうが、何のことはない。
「進むか、退くか、止まるか」
と言った。
白鵬さん。進退に「止まるか」と休む選択肢を入れりゃ今までとおんなじだろ。稽古で培った身体能力はあるが、進退能力はゼロだね。