8.19開幕全英女子OPでの数々の“悲劇”…本場リンクスの強風はトップで体がぐらつく
今週はメジャー大会の全英女子オープン(19日開幕)があり、日本人選手は畑岡奈紗、渋野日向子、原英莉花、古江彩佳ら7選手が出場予定です。
会場はスコットランド北部にある北海に面したカーヌスティGLであり、数々の“悲劇”が繰り広げられた舞台としても有名です。
1999年男子大会をテレビ中継の仕事で現地を訪れ、「バンデベルデの悲劇」を目撃しました。
各ホールはいろんな方向を向いているため、あらゆる方向から風の影響を受けます。アゲンスト風だったり、フォロー風だったり、左右の風だったりと毎ホール、毎ホール違う風に対処しなければいけません。
■風が吹けばコースは一変
風が穏やかならヤニ・ツェンが通算16アンダーで勝った2011年大会のようにスコアの伸ばし合いになりますが、いったん強い風が吹けばじっと耐えてスコアメークに徹しなければいけません。
その風も尋常ではありません。スイングもトップで体がぐらぐらと動かされて軌道が狂うため、手打ちになりがちです。