稲見萌寧が逆転で今季7勝目! 残り13試合で男女ツアー初の獲得賞金3億円超えに現実味
■不動裕理の10勝、イ・ボミの2億3049万円
女子ツアーはコロナ禍のため2020年(14試合)と21年(37試合)を統合しており、今シーズンは13試合を残す。
年間最多優勝回数は03年に不動裕理が記録した10勝。最高獲得賞金額は15年イ・ボミの2億3049万円(7勝)。試合数が多いだけに、いずれの記録も更新しそうだ。ならばいくら稼ぐのか。
「各データを見てもパーオン率2位、パーセーブ率1位、トータルドライビング4位、リカバリー率2位と安定感が光っており、女子ツアーで一、二を争うショットメーカーです。勝率2割超えですからあと3勝はクリアできそう。ツアー後半には稲見が『メジャー優勝』と目標に掲げる日本女子プロ、日本女子オープンなど優勝賞金3000万円を超す高額大会が5試合もあります。そこで賞金を積み重ねたら3億円超えも見えてくるでしょう」(ツアー記者)
ちなみに男子ツアーの最高獲得賞金は01年5勝の伊沢利光(2億1793万円)。
稲見がどこまで伸ばすのか興味たっぷりだ。