稲見萌寧の“もぐもぐ”はパワーソーセージ!首位浮上の活力
ポケットから伸びるオレンジ色の物体を指さして、ニッコリとほほ笑むのは稲見萌寧(21)。首位に2打差で迎えた女子ゴルフの「宮里藍サントリーレディス」の2日目に4バーディー、ノーボギーの68をマークして単独首位に躍り出た。
「2日間、ノーボギーで回れたのは良かったと思う。明日からお天気が良くないそうですが、(スコアを)伸ばしていきたい」(稲見)
前半を終えると、ポケットに忍ばせたソーセージを口にしてエネルギーを補充。後半の3番、6番で3メートル前後のバーディーパットを沈めた。勝てば圧巻の今季7勝目。現在、世界ランキングで日本勢2位につけており、2人が出場できる東京五輪日本代表の座もグッと近づく。
ラウンド中の「もぐもぐタイム」といえば渋野日向子(22)の“代名詞”だったが、存在感も成績も「主役交代」の感がある。