著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

<3>「CLで勝てるクラブに行く努力を惜しまない志を頼もしく感じる」

公開日: 更新日:

 長友佑都(FC東京)ら実績ある日本人選手の国内復帰が相次いだ今季、欧州でCLやELに参戦している選手はそう多くない。鎌田大地は、その数少ないひとり。今季EL初戦となった9月16日のフェネルバフチェ戦はフル出場。見事なアシストがオフサイド判定で取り消される不運があったものの、同月の日本代表2連戦に比べると見違えるほど動きが良くなっている。「トップ下でプレーしていますが、私の目から見ても良くなったかなと。ただ、チームが勝てていないのが心配です」と父・幹雄さんはドイツでの長男の現在をおもんぱかった。

  ◇  ◇  ◇

■リーグ戦5分け1敗

 ヒュッター前監督体制の昨季はドイツ・ブンデスリーガ1部で5位。あと一歩のところでCL出場権を逃したが、EL参戦を果たした。今季からグラスナー監督体制で新たなスタートを切った。

「監督が代われば戦術的な部分やディテールも変わる。新監督は細かい部分を試合でもミーティングでもすごく要求してくる。非常に頭を使わないといけないと感じている」と百戦錬磨の長谷部誠も適応の難しさを口にしていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる