渋野日向子は2打差2位で惜敗…来季シード権当確も「勝てる試合」を落とした影響は?
■何度も尻尾をつかむチャンス逃がし
一方の渋野は18番のドライバーショットで310ヤード以上のロングドライブを見せるも、221ヤードの第2打がグリーン手前のバンカーにつかまり、3オン2パット。
キムの尻尾をつかめず敗れた。
「後半は(何度も)チャンスにつけたが、決めきれなかったのが悔しい。優勝できなかったけど、よく頑張った」(渋野)
前戦のメジャー・シェブロン選手権4位に続く好成績で、来季のシード権はほぼ確実にした。
ツアー関係者が言う。「あれだけ強い風が吹く中、決勝ラウンドでボギーなしは立派。コンディションが難しい中、ジワリジワリとキムを追い上げ、逆転で優勝をもぎ取っていれば、世界ランク上位陣に与える渋野の印象も違った。それだけに是が非でもモノにすべき試合でした」
とはいっても、やり直しはきかない。敗戦を分析して次につなげるしかない。