西郷真央エビアン初出場3位で自信つかみ全英OPが楽しみ 渋野日向子は今後が心配
今季女子メジャー4戦目「アムンディ・エビアン選手権」は、初出場の西郷真央が大健闘です。
15位タイ発進の最終日は64のビッグスコアで一時首位に立ち、通算15アンダーは勝ったブルック・ヘンダーソンに2打差3位の好成績でした。
会場はアップダウンがあり、飛距離よりも精度が求められます。メジャー昇格前に宮里藍が2勝し、昨年は古江彩佳が4位に入るなど、日本選手向きのコースといえます。
とはいえフェアウエーは傾斜しており、「つま先上がり」「つま先下がり」のライからでもターゲットを狙えるスイングをつくっておかないとスコアメークは難しい。
さらにグリーンにはマウンドや芝目もあって、ピンに対して好位置につけなければバーディーチャンスにつながりません。
西郷のスイング軌道は横振りではなく、どんなライからでもボールを上げられる。さらに今季は国内5勝を挙げて、技術的な裏付けも大きい。そして挑戦したメジャーは「全米女子オープン」44位、「全米女子プロ」30位といずれも4日間を戦い、結果を残して慣れてきたのも大きい。