我が道タイプの鎌田大地は強気 優勝候補ドイツ相手に「負ける気がしない」の根拠
鎌田自身は、「11月にW杯があることは特に考えていない。僕は代表に選ばれてもおかしくないところでプレーしているし、自分の仕事にフォーカスするだけ」と自分流を貫いたが、「フランクフルトよりいいチームでプレーしている選手は、そう多くない」と確固たる自信を深めたのは事実。それが、今季のゴールラッシュにつながっている。
これだけの高い決定力を示し続ければ、森保監督が鎌田を生かしたいと考えるのも当然。9月のドイツ遠征2連戦シリーズ(デュッセルドルフ)で4-2-3-1にシフトし、鎌田をトップ下に戻したのも絶大な信頼の表れ。同23日の米国戦の先制点で彼は、それに応えた格好なのである。
「米国戦はプレスがハマったと思うし、シュート数もウチの方が全然多かった。基本的にパーフェクトな状態でできていた」と胸を張った。
■欧州リーグ王者としての自信
同27日のエクアドル戦は途中出場に終わり、本番では未知数の部分もあるが、鎌田はドイツ相手でも「負ける気がしない」と語気を強める。