我が道タイプの鎌田大地は強気 優勝候補ドイツ相手に「負ける気がしない」の根拠
鎌田大地(26歳・独1部フランクフルト)
12日の欧州CL・トッテナム戦。カタールW杯のキーマンと目される鎌田がCL初ゴールを挙げた。15日の国内リーグ・レバークーゼン戦でも2ゴール。今季公式戦計9得点と「森保日本のトップ下」は今、まさに絶好調だ。
「点が入る時は入る。こうやってゴールやアシストが続けば、なんか入っちゃう。サッカー選手にはそういうシーズンもある。取れるうちに、いっぱい取りたいなと思います」と前向きに語る26歳のMFへの期待は高まる一方である。
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W杯アジア最終予選最大のターニングポイントだった豪州戦(埼玉=2021年10月12日)。森保一監督は基本布陣を4-2-3-1から、4-3-3へ変更。同時にトップ下・鎌田を先発から外した。これを機に出番が激減した彼は、日本が7大会連続W杯出場を決めた今年3月24日の豪州戦、同29日のベトナム戦はまさかのメンバー外。
だが、そこからの巻き返しは凄まじかった。
昨季の欧州リーグでバルセロナやウェストハムを次々と撃破してEL王者に輝くと、指揮官の評価は一変。「鎌田はチームで自身の存在を見せ続けた。もともと持っていた攻撃力を高い強度の中で発揮できている。タイトルを取った自信は、間違いなく彼の力に上乗せされていく」と最大級の賛辞を贈り、6月の国内4連戦シリーズから呼び戻したのである。