新国立競技場で“絵になる男”キング・カズに「国立デビューは覚えている?」質問したら…
J1、J2、そしてJ3の「下」のカテゴリーとなるJFL(ジャパン・フットボール・リーグ)のクリアソン新宿と鈴鹿ポイントゲッターズとの一戦(10月9日)は、新宿区霞ヶ丘町の新国立競技場で行われ、同リーグの最多入場者となる1万6281人の観客が詰めかけた。
【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)
■カズが「55歳225日」の最年長出場記録を更新
2008年11月、栃木FCがFC刈谷戦で記録した1万3821人を大幅に更新したわけだが、お目当ては言うまでもないだろう。「55歳225日」というJFLの最年長出場記録を更新したキング・カズ、1967年2月26日生まれの三浦知良だ。
カズは、今シーズンの開幕を前にJ2横浜FCから実兄の元日本代表MF三浦泰年監督が指揮を執る鈴鹿へレンタル移籍した。すると各試合会場でホーム、アウェーの関係もなく、多くのファンを動員してきた。そんなキングを間近で見ようと試合後、そのスタジアムでも「出待ち」をするファンも目立った。JFLでは、およそ見ることのない光景だった。