決勝Tクロアチア戦もFW前田大然の“鬼プレス”に期待 森保監督も「犠牲心」に賛辞送る
19年夏に赴いたポルトガル1部でも、持ち味を遺憾なく発揮した。
「あんなに守備をいとわないFWはポルトガルにはいない。彼ならどの監督も使う」と現地記者も舌を巻いていたほどだ。
横浜時代の21年に23ゴールで得点王。22年1月に移籍したセルティックでも結果を出し続けている。その坊主頭のスピードスターを森保監督は1トップに起用し、ハイプレスと即時奪回のキープレーヤーに指名した。
「チームのために犠牲心を払って2度追い、3度追いをする。そこでプレッシャーを掛けて良い守備から良い攻撃に移れるスイッチ役というのを彼には要求している。かつ相手ゴールに向かっていくスピードを生かした良さも出してくれている」と練習がオフだった2日にメディア対応した森保監督も賛辞を送った。
クロアチア戦でも先発するかどうか、未知数ではあるが、ピッチに送り出された際には今度こそ「ゴール」という結果を残してほしい。
妻と2人の子供にトレードマークの「アンパンマンポーズ」を届けるためにも、クロアチア戦では「鬼プレス」以外にも「ゴール」で世界を震撼させてもらいたい。