“飛ばない”古江彩佳が2アンダー6位T好発進! ゴルフは「飛距離にあらず正確性」を証明
【KPMG全米女子プロゴルフ選手権】第1日
初日の日本勢は古江彩佳(23)と笹生優花(22)が2アンダー6位タイの好スタートを切った
LPGAツアー本格参戦2年目の古江は昨季1勝を挙げ、今季もトップ5入り5回の成績を残しており、ポイントランキングでも日本勢トップの3位。強みは自分のプレースタイルを熟知しているところだ。
ドライバー平均飛距離こそ247.48ヤード(ランク148位)だが、フェアウエーキープ率85.26%(8位)と抜群の安定感を誇り、アンダーパーラウンド数27(2位)、バーディー数147(5位)、平均スコア70.20(14位)のスタッツが光る。
■スイング改造から不振に…
海外メジャーに参戦する日本選手の多くは飛距離不足を嘆き、スイング改造に取り組んでから不振に陥るケースが少なくない。古江は飛ばなくてもショットの正確性を求めて世界と対等に戦えることを証明している。