渋野日向子「ムービングサタデー」大崩れの深層…自分自身に腹が立ちミスを受け入れられず
先週のLPGAツアー「スコットランド女子オープン」は、渋野日向子が久々に好プレーを見せ、予選2日間は単独首位をキープして決勝ラウンドに進みました。
直前のメジャー「エビアン選手権」で6試合ぶりに4日間を戦い、グリップの試行錯誤が続いた左手親指の痛みがなくなり、スイングに違和感がなくなったのが大きいでしょう。だからスコットランドのフラットなコースで思い通りのプレーができたといえます。
初日からピンを狙うショットが切れており、アイアンの精度、距離感もよくなってボギーフリーの8バーディーを奪う、まさにファンの期待に応えるロケットスタートでした。
2日目は出だし1番がボギーながら、慎重にプレーしてスコアを1つ伸ばしてターン。後半に3バーディーを決めて通算12アンダーまでスコアを伸ばしました。
■心が大きく波立てば、冷静なマネジメントができなくなる
しかし試合が大きく動く3日目のつまずきが残念でした。