日本女子プロの優勝スコアは風次第…コース難易度ダダ下がりで初日アンダーパー30人激増

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【日本女子プロゴルフ選手権】第1日

 どっちに転ぶか。

 試合会場は2015年大会が行われてから2度目の開催。前回優勝はテレサ・ルーの通算7アンダー。4日間アンダーパーで終えた選手は9人だった。当時はフェアウエー(FW)幅が20~25ヤード。ラフは120ミリまで伸びたホールもあった。今年はFW幅が30ヤードと広くなり、ラフの長さも60~70ミリと短くなった。

 グリーンも8年前の11フィート、コンパクション21から、この日は9フィート3分の1、コンパクション20。大会前の酷暑の影響もあり、球の転がりは遅く、ソフトになっている。

 国内の公式戦は、優勝すれば3年の複数年シードを手にできる。「国内女子プロナンバーワン決定戦」とうたうなら、通常の冠大会とは違い、狭いFW、長いラフ、硬い高速グリーンの舞台でプロならではの技術を見たいと思うファンは多いはずだ。

 前回よりコース難易度が下がれば、スコアは伸びて当然。初日首位は5アンダー(前回は4アンダー)の稲見萌寧(24)と山内日菜子(27)。8年前の初日は9人だったアンダーパーは30人に激増した。

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