清本美波はプロテストぶっちぎり首位合格!18歳ルーキーの原点は父との「回り道」

公開日: 更新日:

清水美波(18歳)ルーキー

「美波」という名前について、父の宗健さんは苦笑まじりに振り返る。

「本当はサーフィンをさせたかったけど、幼少期の初海水浴の際に砂浜の熱さがトラウマになってしまったようで……」

 ダンスや水泳、スケボーなどを経験してきたが、父の練習についていくうちに、ゴルフの魅力に引き込まれていった。本格的にクラブを握るようになったのは6歳だ。

 それからは宗健さんと二人三脚で歩んできた。10歳ごろからスクールに通っていたが、あくまで月1、2回程度。親子でユーチューブや教本などから情報をかき集めて試行錯誤を繰り返し、現在に至る。

「回り道、無駄なことも多かったと思います。でも、たくさん試行錯誤したからこそ、自分に合うものを感覚的に取捨選択したり、すぐに修正もできる。これが強みになっています」(宗健さん)

 昨秋のプロテストでは2位タイだった22年全米女子アマ女王の馬場咲希(18)に5打差をつけ、ぶっちぎりで首位合格。メディアとファンの注目をかっさらった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇