清本美波はプロテストぶっちぎり首位合格!18歳ルーキーの原点は父との「回り道」
清水美波(18歳)ルーキー
「美波」という名前について、父の宗健さんは苦笑まじりに振り返る。
「本当はサーフィンをさせたかったけど、幼少期の初海水浴の際に砂浜の熱さがトラウマになってしまったようで……」
ダンスや水泳、スケボーなどを経験してきたが、父の練習についていくうちに、ゴルフの魅力に引き込まれていった。本格的にクラブを握るようになったのは6歳だ。
それからは宗健さんと二人三脚で歩んできた。10歳ごろからスクールに通っていたが、あくまで月1、2回程度。親子でユーチューブや教本などから情報をかき集めて試行錯誤を繰り返し、現在に至る。
「回り道、無駄なことも多かったと思います。でも、たくさん試行錯誤したからこそ、自分に合うものを感覚的に取捨選択したり、すぐに修正もできる。これが強みになっています」(宗健さん)
昨秋のプロテストでは2位タイだった22年全米女子アマ女王の馬場咲希(18)に5打差をつけ、ぶっちぎりで首位合格。メディアとファンの注目をかっさらった。