ロッテ佐々木朗希の直球が今季イマイチなのはスライダー多投の弊害か…“宝刀”フォークにも影響

公開日: 更新日:

 直球の精度が下がれば、当然、フォークにも影響する。

「スライダーを多投することで、フォークの割合は減っている。フォークの精度の高さはメジャースカウトが最も評価しているものの、肝心のフォークのストライク率は昨季より1割ほど落ち、空振り率も昨季の30%から今季は20%強に留まっている。日本なら今の朗希でも活躍できるでしょうけど、早ければ今オフにもメジャー挑戦する。メジャーで力をセーブしながら投げることはないでしょうけど、あくまで直球あっての変化球ですから」(同)

 この日の佐々木は、7回119球を投げて1失点と好投。今季4勝目を挙げた。スポーツナビによると、直球は54球で空振りは5球。空振り率約9.3%だった。直球の質が改善の兆しを見せたのは、プラスだが……。

  ◇  ◇  ◇
 
 そんな佐々木だが、MLB挑戦するとなれば心配な点がある。「決して協調性がある子じゃない。特に環境の変化が心配です」とは、佐々木を大船渡高時代から知る関係者。過去のエピソードを紐解いていくと、“意外な素顔”が浮き彫りになった。

●関連記事【もっと読む】朗希が抱える環境変化への適応不安 「韓国遠征6キロ激痩せ」「ベンチ裏で涙」の過去 も要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 3

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 4

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  5. 5

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  2. 7

    新庄監督のガマンが日本ハムの命運握る…昨季の快進撃呼んだ「コーチに采配丸投げ」継続中

  3. 8

    ソフトB「二軍の帝王」を悩ます“王の庇護” 自己評価の高さとパワー、潜在能力は一級品も...

  4. 9

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  5. 10

    「負けろ」と願った自分を恥じたほどチームは “打倒キューバ” で一丸、完全燃焼できた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育