JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質
その人事変更については大会主催者ばかりでなく、会員の女子プロにも伝えられていない。人事はホームページをつぶさにチェックしないかぎり見つからず、だれも知りえないのだ。
協会は小林浩美会長が2011年から27年3月までの長期政権を敷き、いまの大会主催者には主催権返上を迫っている。福本は8期目を迎えた小林会長を支える片腕というべき専務理事になるはずだった。ところが突然、外された。
「今季の開幕戦直前に週刊文春がキャディーと複数の人気女子プロとの不倫スキャンダルを報じた。その第2弾ではキャディーの妻である女子プロが夫と複数女子プロの不貞を協会理事に相談したところ、“あなたの夫と付き合った女の子(女子プロ=本紙注)は、初優勝するっていう”と、不適切な発言があったそうです。週刊誌に実名で取り上げられたのが福本さんです」(協会関係者)
昨年夏には福本と問題キャディーの妻である女子プロが試合会場で長々と話し込む姿が多くの関係者に目撃されている。
協会はスキャンダルについて、遅くとも昨年夏には事実をつかんでいたことになるが、文春報道まで何も手を打ってこなかったこともわかる。