マラソン
-
女子マラソン新谷仁美「パリ五輪は出ない」明言も…陸連のラブコールに応じる可能性は?
凡戦に終わった大阪国際女子マラソンの29日の総括会見で、陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏は、15日のヒューストン・マラソンで日本歴代2位(2時間19分24秒)の好記録で優勝した新谷仁美(34)にこう呼びかけた。 ...
-
大阪国際女子“記録コース”でも「2時間19分台」破れず…日本女子マラソンお先真っ暗
やっぱりダメだった。 29日の大阪国際女子マラソンの優勝はエチオピアのヘブンハイル・デッセ(24)。記録は2時間21分13秒だった。 【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 今年は3年ぶりに海外招待選手が参...
-
大阪国際女子が12年ぶりコース変更&ペースメーカー復活…真冬レースで“記録狙い”の不毛
週末も寒そうだ。 今年のマラソンの主要大会は29日の大阪国際女子を皮切りに、2月5日別府大分、同26日大阪、3月の東京、名古屋ウィメンズと目白押しだ。いずれも8月の世界陸上ブダペスト大会代表選考会と来年のパリ五輪代表を一発で...
-
パリ五輪にソッポの新谷仁美が狙うマラソン日本記録の疑問…女子に「2つの記録」存在のナゼ
知らない人は多い。 15日のヒューストン・マラソンを日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝した新谷仁美(34)が23日、都内で会見。来年のパリ五輪を目指さない方針を改めて明言した。1万メートルとハーフマラソンの日本記録保持者...
-
新谷仁美ヒューストン・マラソンV 日本歴代2位の好時計でもパリ五輪「出ない」明言のワケ
女子の1万メートルとハーフマラソンの日本記録を持つ新谷仁美(34=積水化学)は、15日のヒューストン・マラソンで日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝。それでも、野口みずきが2005年にベルリンで樹立した日本記録(男女混合)に12秒...
-
新谷仁美がヒューストン・マラソンV、日本歴代2位も悔し涙…新記録まであと12秒だった
ヒューストン・マラソンは15日、米テキサス州ヒューストンで行われ、女子の新谷仁美(34=積水化学)が、日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝した。日本記録は野口みずきが2005年9月のベルリン・マラソンで出した2時間19分12秒。2...
-
パリ五輪で最終日を飾る女子マラソンは史上最も過酷なレース確定…起伏が多い超難コース
20年ぶりのメダルはあるか。 世界陸連は9日、2024年パリ五輪(7月26日開幕)のタイムテーブルを発表した。花形種目の男子100メートル決勝は8月4日午後9時50分(日本時間5日午前4時50分)。女子マラソンは五輪史上初め...
-
箱根1区15年ぶり区間新の中大エース吉居大和 マラソン転向のベストタイミングはいつ?
第99回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日)に向け、前回総合6位の中大が19日に多摩キャンパスで会見を行った。今大会はエースの吉居大和(3年)と弟の駿恭(1年)らを軸に往路優勝と総合3位を目指すという。 兄の大和は今年の箱...
-
昨年で終了のはずが…福岡国際マラソンが2度目の「終幕」を迎える日
この形でいつまでもつのか。 1947年創立の今大会は昨年75回で幕を閉じたが、陸連に協力を要請された福岡県などが汗をかき、存続が決定。今年も師走の福岡をエリート選手が駆け抜けたわけだが、根本的な問題は解決していない。 ...
-
クイーンズ駅伝5度優勝の元監督が提言 「マラソンと駅伝選手はできるなら分けるべき」
実業団の女子駅伝日本一を決める27日の全日本実業団女子駅伝は、資生堂が2時間12分28秒の大会新記録で16年ぶり2度目の優勝を果たした。 見応えがあったのは最長のエース区間3区(10.9キロ)だ。先頭を走る東京五輪マラソン代...
-
マラソン大会参加者減少の本当の理由 日本での火付け役・田中茂樹さんの死で改めて考える
秋空の下で走れる人はうらやましい。旅先でちょっと靴を履き替え、30分も走れば町の様子は分かり、横町に入って土地の生活も実感できる……ただ、マラソンの大会参加者は減少しているという。 移動規制で熱が冷めたとか、コロナ対策費用に...
-
経済効果は22年度で3968億円!「市民マラソン」がカネを生む“カラクリ”と役割
さまざまな経済効果を算出している関大名誉教授の宮本勝浩氏(経済学)が、2022年度の「市民マラソン」の経済効果を約3968億円と算出した。これはコロナ以前の約55.7%の水準であるものの、コロナ禍により多数の市民マラソンが中止になっ...
-
五輪切符懸かる夏レースは北海道マラソンのみ…なぜ陸連は“過去の惨敗”に学ばない?
3年ぶりに開催された北海道マラソンは、来年8月の世界陸上の代表選考を兼ね、2024年パリ五輪の選考レースとなるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=23年秋開催)の出場権も懸かっていた。 男子は柏優吾(東洋大4年)が2...
-
中国・王軍霞の世界記録を生んだのは「犬のシチュー」か、それとも禁止薬物だったのか
1993年に中国全国運動会で王軍霞が1万メートルで出した29分31秒78という記録は今でも世界歴代4位だ(現在の世界記録は29分1秒03)。当時は女子が1万メートルで30分を切ることなど想像すらできなかった。 その事実を新聞...
-
90年代の女子長距離を席巻した中国「馬軍団」の練習に密着すると…“おかしな動き”が
昨年の東京五輪1万メートルで7位入賞の広中璃梨佳は、今回の世界陸上では日本歴代2位の30分39秒71でも12位。5000メートルで決勝へ進んだ田中希実も15人中12位に終わった。近年はマラソンもトラック競技もますますスピード化が進み...
-
野口みずきは1年半でワコール退社し失業…資金難から出場した犬山ハーフをきっかけに開花
野口みずきが意外な才能を見せたのは失業中のことだ。 「おまえが何人か選手を募り、育て、うちから(全国)都道府県駅伝に代表を出し、京都を全国優勝させてくれ」 ワコールの塚本幸一社長(当時・後に会長)からこう言われたのが、...
-
レース当日まで野口みずき本人にも黙っていた アテネ五輪での“大きな賭け”
2004年アテネ五輪本番(8月22日)の5日前に現地に入ると野口の動きはすこぶるよく、完全に仕上がっていた。「調子が下り坂になったらかなわんな」という思いから、1日でも早くレースが始まってほしかった。何度目かの試走のとき、その日はゴ...
-
野口みずきを「ストライド走法」に変えた チョコチョコ走りでは世界では戦えない
野口みずきは2003年8月の世界陸上が終わってから、翌年8月のアテネ五輪までマラソンは一度も走っていない。ただし、五輪に向けてのトレーニング目標として、毎月1回ハーフの大会に出した。フルマラソンに比べて疲れがあまり残らないからで、出...
-
真木和の失敗から、野口みずきが五輪メダルを狙うのに「十分な時間」が欲しかった
オリンピックのマラソンでは苦い経験がある。 真木和が1万メートル代表(12位)で出場した1992年バルセロナ五輪で、有森裕子は2時間32分49秒で銀メダルを手にした。このぐらいの時計で銀メダルを取れるのかと思ったら、翌年の世...
-
野口みずきは初マラソンVでアジア大会代表に それでも私が辞退させた理由
15日に開幕した世界陸上(以下世陸)のマラソンは男女のエース(鈴木健吾・一山麻緒)と新谷仁美がコロナ感染で欠場するという異常事態が発生。日本人最高位は18日に行われた女子マラソンに唯一出場した松田瑞生の9位(2時間23分49秒)だっ...
-
2023年世界陸上代表選考がコロナ禍なら…大阪国際に再度“男女混合レース”の目
日本陸連は12日の理事会で、2023年世界選手権(8月ブダペスト)、24年パリ五輪のマラソン代表選考方針を承認した。男女の選考会は、今年8月の北海道マラソン以外は今後発表されるが、女子は来年1月の大阪国際、3月の東京、名古屋ウィメン...
-
女子陸上のトラックとマラソン「日本は遅れている」 野口みずきの恩師・藤田信之氏が危機感
2004年アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきを育てたことで知られる藤田信之氏だが、400メートルからマラソンまで、女子陸上の中・長距離(ジュニアを含む)16種目で日本記録を更新させた指導者でもある。トラックとマラソンを熟知す...
-
マラソン嫌いの新谷仁美が狙う「4つの日本記録」はそんなにすごいのか?
今年はロードで日の丸を背負う。 東京五輪陸上女子1万メートル代表の新谷仁美(34)は、3月の東京マラソンに出場し、2時間21分17秒で日本勢2番手(7位)だった。この時計が評価され、7月の世界陸上(米・オレゴン)マラソン代表...
-
福岡国際マラソン「復活」にこれだけの疑問 昨年終幕のはずが…なぜ?
昨年の75回大会を最後に幕を閉じた福岡国際マラソンの「復活」が決まった。 1947年創設のこの大会は数々の名勝負が繰り広げられてきたが、近年はトップ選手の出場が激減。テレビ視聴率が低下し、財政難に陥った。一方、最近は一部のエ...
-
物議を醸した大阪国際女子 女子レースで男子PMが引っ張る違和感を専門家に聞く
こんなケースもあるのか。13日の名古屋ウィメンズマラソンは、序盤から2019年世界陸上金メダルのR・チェプンゲティッチ(ケニア)が飛び出した。1キロ3分20秒前後で走るペースメーカー(PM)と第1集団をグイグイ引き離し、一時はL・サ...
-
東京マラソンでは3分の差…日本最速の鈴木健吾が王者キプチョゲに迫る方法とは
その差は埋まるのか。 6日の東京マラソンを2時間2分40秒で制したエリウド・キプチョゲは37歳。この年齢にして、25キロすぎからはペースメーカーさえも置き去りにした世界記録保持者の走りには驚かされたが、身長が167センチしか...
-
東京マラソン男子キプチョゲ圧巻V 世界記録3000万円逃すも“賞金の数倍”の招待料がっぽり
「会見でストロングなマラソンをすると話したが、2時間2分台で走った。それ(ストロング)がどういうことか分かってもらえたと思う」 東京マラソンの男子は、東京五輪で連覇したエリウド・キプチョゲ(37・ケニア)が2時間2分40秒の大...
-
東京マラソン「コース間違い」した白バイ隊に「不要論」 ネット上で相次ぐ
2年ぶりの開催となった東京マラソンは6日、都庁から東京駅前までの42.195キロのコースで行われ、男子は世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が2時間2分40秒で優勝。女子はブリジット・コスゲイ(ケニア)が2時間16分2秒で...
-
日本マラソン界に再生の道はあるのか…「上げ底記録主義」に突き進む陸連の大罪
日本のマラソンが、どんどんおかしくなっていく。 27日の大阪マラソンの正式名称は、「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ 兼 オレゴン2022世界陸上競技選手...
-
大阪国際女子はゴール直前まで男性PMが先導 元陸連幹部「マラソンとは呼べない」と激怒
大阪国際女子マラソンは松田瑞生(26)が2時間20分52秒の大会新記録で圧勝。終盤はややペースが落ちて、日本女子選手4人目となる2時間20分切りは達成できなかったが、日本女子歴代5位の時計で7月の世界選手権(米オレゴン州)代表候補に...