物置は道具だらけ 照英を釣りキチにした祖父の“ヘラ修行”
「大学(東海大学)は平塚にあったんですが、しょっちゅう海釣りをしてました。4年のとき、陸上を続けるか迷った。この業界に入ると決めて、お金を貯めるために上州屋系列の『アウトドアワールド』の伊勢原店でバイトしたのも、子供のころから釣りをやっていたからです。
このバイトで釣りの技術を覚え、キャンプ道具の使い方やテントの張り方までみっちり叩き込まれた。それがいま、アウトドアの番組などで役に立つとはね~。ホント、おじいちゃんに見せてあげたかった。
だいぶ前に81歳で亡くなったんですが、形見分けでもらった釣り竿3本は今でも使ってます。6歳と3歳の子供を連れて、しょっちゅう釣りに出かけています。今度、お墓参りに行ったら<ひ孫も釣りをやってるよ>って伝えなきゃなりませんね」
祖父とのツーショットから約30年。いま、照英さんの自宅の物置は「釣り道具でいっぱい」だそうだ。