おすぎ似の声も…佐村河内氏「新垣さんを訴える」恨み節会見
さらに興味深いのはギャラのくだりだ。「彼(新垣氏)がこの時期に暴露したのは大きな疑問」とし、「新宿の喫茶店で打ち合わせしたとき、私がギャラの金額を提示し、彼(新垣氏)はまず首を横に振った。そのあと値を吊り上げると、ウーンと渋い顔をし、さらに吊り上げると、『いいですよ』となる。これがやめたい人の発言でしょうか」と言い放った。
さらに週刊文春のスクープ記事のコピーを見せながら、「線を引いた部分は真実ではありません」とメディアへの反撃まで口にした。
全聾については、「私は耳が聞こえるのに手話通訳をつけているといわれます。3年前から聴力が回復したのは事実ですが、歪んで聞き取れないこともあります。手話は偽りではありません」。ただし障害者に該当しないと診断されたため「障害者手帳は返納した」という。障害者年金は受け取っていないと言った。
質疑応答で18年間の反省について聞かれると、のらりくらりと答え、改めて「反省は?」と聞かれてやっと「悪いと思っています」と語った。謝罪会見かと思ったら、最初に頭を下げたあとは新垣氏への攻撃が目立ち、新垣氏を「名誉毀損で訴える」と言い切った。
今後、新垣氏が反論すれば、さらに泥仕合になりそうだ。