離婚はむしろプラス 中山美穂が目指す“第2の岸恵子”
中山美穂(44)とミュージシャン・作家・映画監督の辻仁成(54)の離婚報道が賑やかだ。
入籍は02年。その後の中山はパリに移住し、04年には長男を出産し、パリに拠点を置き、日本とフランスを行ったり来たりして子育てと女優業をこなしてきた。これまで辻とのすれ違いが取り沙汰されてきたこともあり、さもありなん。
今月24日、久々に都内でのCM発表会に登場して息子について聞かれた際はうれしそうに、「ユーチューブで(自分が)アイドル時代の映像を見つけて歌うんです」と語ったが、本音は息子の話で記者にリップサービスし、離婚寸前の夫について聞かれたくなかったといったところか。
■セレブな国際派女優
離婚したら中山にどんな影響が出るかだが、おそらく手本にするのはあの先輩女優だ。今後パリに拠点を置くのか、日本に帰国してくるのか定かではないが、行ったり来たりしながらセレブな国際派女優として健在の岸恵子である。
岸は仏映画監督イブ・シャンピと結婚し、パリで生活を送り一人娘を出産、子育てを経て離婚した。離婚したのは43歳の時で美穂と同年代でもある。離婚後もパリの薫りを漂わせつつ、日本の芸能界に復帰。11年には日仏友好に貢献したとしてフランス政府から芸術文化勲章コマンドールを受けている。