捏造認定に「承服できない」! 小保方さん“徹底抗戦”の勝算
理化学研究所の調査委員会は、STAP細胞論文の改ざんや捏造を小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の単独行為と認定したが、「まるでトカゲの尻尾切り」という指摘もある。ひとりで“罪”をかぶせられそうな小保方さんが徹底抗戦の構えを見せるのも、分からないでもない。
国民の最大の関心は、「小保方さんは何でそんなことをしたの?」と、「で、STAP細胞はあるの?」だろう。
理研は1日の調査報告会見で、小保方論文を「捏造」と断じておきながら、動機については「小保方さんから直接聞いていません」。集まった報道陣をズッコケさせた。
STAP現象についても「今のところ、あるともないとも……」と、先月の中間報告から進展なし。改めて千数百万円もの予算を組み、1年をめどに有無を検証するというが、研究実施の責任者は理研の丹羽仁史氏。小保方論文の共著者だ。
報道陣から「人選がおかしいのでは?」とツッコミが入っていた。
理研は当初、STAP細胞はiPS細胞より短時間で簡単に作れると説明していたはず。それなのに検証作業に1年かかるというのも、素人には理解しがたい。