フジ社長の肝いりも…木村拓哉の新「HERO」に広がる不安
局内では「キムタクと心中か?」なんて弱音も漏れているという。
フジテレビ「月9」の伝説のドラマ、キムタク主演「HERO」の新シリーズが14日からスタートする。
2001年放送時には全話が視聴率30%超え、07年の映画版も興行収入80億円超えと大ヒットしたが、当時20代だったキムタクも、もうアラフォー。
「キムタクの潜在視聴率は、今や元フジテレビの女子アナ、高橋真麻を下回る9%台。ゆるキャラのふなっしーにも及ばないんです。それでも初回は話題性で20%超えを期待したいところですが、そもそも月9枠自体にかつての勢いがない。10%台後半で“御の字”です」(同局関係者)
■亀山千広社長の口説き
かつての“視聴率男”も形無しだ。
「キムタク自身、続編は渋っていたそうですが、フジの亀山(千広)社長に直接口説かれて実現したそうです。大コケしようものなら、キムタクはもちろん、社長の責任問題にもなる。それに、今月26~27日放送のフジの『27時間テレビ』の総合司会は、SMAPです。HEROがコケたら、当然、27時間テレビも期待薄。キムタクと心中なんてことになりかねませんよ」(放送作家)
ただでさえフジは、在京キー局5社のうち1社だけ、14年3月期の決算が大幅減益だった。5月に開かれたフジの株主総会では、“お台場の天皇”こと日枝久会長に対し、「辞めろ」の怒号が飛び交ったという。
キムタクはフジのHEROになれるか、それとも…。