元「オールナイターズ」片岡聖子が語った女優転身のきっかけ
80年代、女子大生ブームを巻き起こした番組「オールナイトフジ」(フジテレビ系)。片岡聖子さん(50)はノリの良さとツッパリキャラで、「オールナイターズ」のリーダー的存在だった。番組終了後はタレントとして活躍。その後、女優に転じたが、きっかけとなったのが医療ドラマ「京都かるがも病院」(テレビ朝日系)だった――。
■京都弁を覚えるのに苦労しました
作品は京都の北野天満宮門前にあると設定した「加茂病院」を舞台にした割とシリアスなヒューマンドラマ。放映は86年10月7日から翌年2月24日まで全20話でした。
主演は高橋英樹さん。アメリカ帰りの外科医で院長という役柄です。他のキャストは小児科医に多岐川裕美さん、内科医が田中健さん、産婦人科医は岡田奈々さんで看護師長に丘さとみさん。
私は夜遊びが大好きな元気ハツラツの看護師役で、園みどり(現・未來貴子)さんら私を含めて4人がレギュラー看護師役でした。
オファーがあったのは86年の初夏。ロケ現場が東映京都撮影所と聞いて、てっきり時代劇と思ったんです。ところが、「普段は侍役の高橋さんが刀をメスに持ち替える」というコンセプトの現代医療ドラマで、好奇心を持って暑い盛りに京都入りしたものです。