日テレ内定取り消し裁判の余波…キー局女子アナ採用廃止論
近い将来、民放のテレビ局から女性アナウンサーが姿を消してしまう……そんな危機が訪れようとしている。
テレビ界に大改革をもたらすと囁かれているのが、日テレの女子アナ内定取り消し事件。裁判の判決いかんでは今後の女子アナ採用に大きな変化をもたらすばかりか、女子アナの採用そのものを見直すというのだ。
「今回の日テレの裁判には全局が関心を寄せている。これまでは人事担当の局員が3次面接以降に進んだ志望学生と信頼関係を築きながらこの種のバイトの有無を、まさにあうんの呼吸で確認していたんです。だが今回の裁判を受けて人事担当者は面談で水商売の有無を事務的に確認せざるをえなくなった。このようにシステマチック化されると学生は百パーセント、嘘をつくんです。だから信頼関係を築いて確認する方が本音を言い合い、お互いに助かった。特に女子アナをブランド化してきたフジは深刻な問題ですよ」(キー局人事部関係者)
しかも、今回の判決次第では志望学生に水商売の有無を確認することもできなくなる可能性がある。