復活ライブは疑問と謎だらけ 極楽・山本に問われる“本気度”
■電車内での質問には終始無言
終演後、報道陣を無視して向かったのはまさかの井の頭線。「駒場東大前」で下車すると、止めてあったスクーターで無言のまま去っていった。電車に“ハコ乗り”状態の報道陣からは「手応えは?」「次回はいつ?」という質問が飛ぶもノーコメント。今回のライブは芸能界復帰の狼煙だったはずなのに終始無言を貫くとは、やる気があるのかないのか……。
芸能リポーターの川内天子氏はこういぶかしむ。
「芸能界に復帰したいのかしたくないのか、何もかも中途半端で、彼の意思が何も伝わってこない。テレビカメラもたくさん来ているんだし、もっと堂々とすればいいのになぜ逃げるのか不思議です」
古巣の吉本関係者も「『芸能界は応援しているけど、吉本は歓迎していない』という状況をどうしたら好転できるか、その状況をどう利用したら自分が復帰できるかをもっと考えるべき」と冷ややかである。
コントの合間には「一人だとこんなもんです。次はピンか2人か、2回目があるかも決めていない。加藤、来ねえな」とつぶやいていた山本。
「大将」欽ちゃんからの差し入れは芸能界復帰のゴーサインなのだろうが、ライブの顛末を見る限り、当の山本に復帰の意思があるのかどうか……。今のところ、狼煙どころか、冬の気まぐれな打ち上げ花火で終わる可能性が高い。