芦田愛菜ベタ褒め 岩城滉一“らしくない発言”連発のワケ
やんちゃが魅力の「ヤンジイ」が一転、この日は「借りてきた猫」のようだった。
9日に行われたNHKザ・プレミアムドラマ「ラギッド!」完成試写会見に出席した岩城滉一(63)。主演の芦田愛菜(10)は父親が詐欺で奪われた3億円を奪い返すべく、10歳で社長の座に就くという役で、岩城はその芦田を手助けする元刑事を演じた。
芦田の演技を間近で見た岩城は「これからがどうなっていくのか怖いくらい。これからこの子はどうなっていくのか。感激した。僕はデビューして四十数年だけど、初めて役者を辞めようと思った」と絶賛。「昨今、いろんな会社が潰れていますけど、愛菜ちゃんを社長に推薦したいと思うくらいしっかりして統括力のある素晴らしい社長」とベタボメした。
岩城といえば昨年10月、CMに起用されたメンズ化粧品の発表会見で「最近の日本のサッカー選手を見てると猿なのか、オランウータンなのか」と問題発言を連発。その後、CM降板の憂き目にあったのは記憶に新しい。
あれから4カ月。久しぶりの表舞台だけに、事務所から「余計な発言はするな」とクギでも刺されたのだろうか、報道陣から「もし3億円あったらどうする?」という質問にも「昔ならレースにつぎ込んだけど、女房と子供に残します。(年齢的に)もう使える場所がなくなりましたね」と言うにとどまった。
“らしくない”発言に終始した岩城。今後はヤンジイから好々爺に看板替えか。