歌手・黒木憲ジュニアが「父の名前」に込めたささやかな覚悟
買い物袋を提げて行き交う主婦らの前に立ち、マイクを握って新曲を歌う。しかし、大人のムード歌謡は真っ昼間の商店街には不釣り合いで、あまり足を止めてはくれない。1968(昭和43)年のヒット曲「霧にむせぶ夜」を知る年配者から、時折、「あの黒木憲(円内)の息子さんなの?」と声がかかる…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,506文字/全文1,646文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】