19歳の南果歩はカメラの前で成長し美しくなっていった
韓流ブームや旅行によって、人や文化の交流は進んでいる。だが、それでも近くて遠い国。80年代はなおさらだ。映画「伽耶子のために」(1984年)のオーディションで、小栗康平監督の前に現れた桐朋学園短大の19歳、南果歩は重たい荷を背負っていた。小栗監督にはそれが見えて……。
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