「嗤う分身」(13年、英)
人間は究極の資源
“大佐”が牛耳る組織で働くサエない男サイモンは、憧れの女性といい関係になったが、快活なうり二つの男の登場で、彼女を奪われ、捨てられる。その揚げ句、ソックリな容姿がアダとなり、存在さえ脅かされそうになるという泣きっ面にハチな展開だ。
社会にのみ込まれた孤独な男の姿は、日本の…
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