内藤剛志の“気合”受け止めた 北大路欣也の意外な世話好き
連続ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)で主演する内藤剛志さん(60)。土曜ワイド劇場で5回放送され、満を持しての連ドラ化で、気合十分。恩人は時代劇、現代劇を問わず引き立ててくれる北大路欣也さん(73)。
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初めて北大路さんと共演したのは1990年、テレビ東京の12時間ドラマ「宮本武蔵」です。武蔵を演じる北大路さんが京都・三十三間堂で対決する相手、吉岡伝七郎の役で呼んでいただきました。北大路さん相手の立ち回りですよ、僕は燃えるような思いで、100%の気合で向かっていきました。
それが伝わったんですかね。今でも、「あの時の内藤君は焦っていたけど、すごかった」と言ってくださいます。初共演の時に、「こいつ、頑張っているな、俺が引っ張ってあげるか」と思っていただいたということでしょう。
以来、北大路さんの主演ドラマにはほとんど呼んでいただいて。お父上がやられた「ご存知!旗本退屈男」(テレビ朝日系)、広田弘毅を描いたドラマ「落日燃ゆ」(同)、土曜ワイド劇場「事件」(同)、「銭形平次」(フジテレビ系)の第1回スペシャル、桜田門外の変を描いた映画「動天」「幻十郎 必殺剣スペシャル」(テレビ東京系)等々。