2作目「降りてきた」ピース又吉が“火花御殿”購入を検討中
19日、「桂文珍的ココロ『神保町大阪文化祭!』」の開催に先立ち、「ピース」又吉直樹(35)と落語家の桂文珍(67)が対談イベントを開いた。
又吉が処女作「火花」で芥川賞を受賞したことについて、文珍は「(賞の主催者の)文芸春秋は何を考えているのでしょうか。売れれば何でもいいのか」「こんなんならオレでも書けた」と毒舌全開。
さらに対談が始まるなり「ナンボ売れたんですか?」「昔から本は(印税)10%と言うでしょ?」と質問攻め。又吉が「間に(所属の)吉本が入るので……ちゃんと引かれてます」と苦笑まじりに答えると、「えー! アホやな。吉本、何もしてへんやん! 交渉せな」と同情していた。
現在、発行部数250万部で、印税は通常でいえば約3億2400万円。この日、「(吉本の取り分は)5割はさすがにいってない」としていたものの、少なくとも1億5000万円以上は手にしているとされる。
2作目の構想について「降りてきた」と明かした又吉センセイ。今年の夏にこれまで3年続けてきた芸人仲間との同居を解消し、“火花御殿”の購入も検討中だが、「仲間が泊まれるように広めの家を探しているというのはあります」とも。2作目もベストセラーとなればお笑い版「トキワ荘」建設も夢じゃない!?