ミヤネ屋あと2年? 宮根誠司“東京五輪キャスター”の野望

公開日: 更新日:

 平日午後の人気ワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」が、打ち切りカウントダウン――。こう聞くと「ホンマかいな」「大阪のオバちゃん、さびしがるで」と耳を疑うが、MCを務める宮根誠司(53)の周囲はざわつき始めている。

 06年から関西ローカルで放送されていた同番組は08年に全国ネットへ出世。元朝日放送のアナウンサー宮根が展開する東京とは一線を画した軽妙な語り口や本音トークはすぐに人気に火がつき、今や関西のみならず、全国でも同時間帯で敵なしの圧勝状態。宮根が夏休みで不在になると、視聴率が下がる現象まで起きるほどになり、日本テレビの看板番組にも成長した。日テレの視聴率3冠にも大いに貢献するなど番組は絶好調にもかかわらず、なぜ終焉の兆しを見せているのか――。

「『ミヤネ屋』の放送は月曜から金曜の14~16時。この時間を大阪の生放送で拘束されると、平日は東京で別の番組収録などができず、もっと仕事をしたい宮根さんは歯がゆい思いをしているそうです。『(同じ事務所の)羽鳥(慎一)くんはええなあ。生放送が朝(の番組)やから、終わっても夕方とか夜に仕事できる』が口癖だとか。読売テレビは東京キー局と比べるとどうしてもギャラが安いので、もっともっと稼ぎたいのかもしれません」(在阪のテレビ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  4. 4

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 5

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  1. 6

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 7

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ