地道な活動が実を結んだ 前田敦子“本領発揮”までの4年間
“毒島ゆり子”効果もあるのだろう。ラゾーナ川崎(川崎市)の特設ステージは多くの観客で埋め尽くされた。
11日に自身初のフリーライブを行った、女優で歌手の前田敦子(24)である。ソロ活動5周年を記念したファーストアルバム「Selfish」(6月22日)を引っさげ、収録曲2曲を披露。トークもノリノリで、「最近恋していますか?」という質問には、「したいですねー」と笑顔で答えていた。
来月には米NYで開催される日本映画祭「ジャパン・カッツ」へのゲスト出演を控え、多忙な毎日を送っている前田。残り2回の放送となった主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)は深夜帯にもかかわらず視聴率3%台をマーク。大胆な濡れ場や入浴シーンが話題だが、新アルバムのPVも下着姿で大阪・新世界を闊歩したり、湯船から足をチラ見せしたり。AKB卒業組が低迷する中で、元センターの彼女も例外ではなかったが、エロ路線でようやく女優としても一皮むけたようである。
アイドル評論家の中森明夫氏はこう言う。