濡れ場挑戦の村川絵梨 「求められない女優の方が悲しい」
役作りの際は、夏目雅子が演じた鬼龍院花子の芯の強さを参考にしたという。同時に、周囲の女性も観察。
「フェロモンのある女性は、ことば数が少なくて、ミステリアスなんですよね。それでいてどこか隙もあるから、男性は放っておけなくなっちゃうのかも。クランクイン前は免疫をつけるため、男の人とご飯に行ってみようかな、とか思ったりしてました(笑い)」
■「子宮女優と呼んでいただけたら……」の覚悟
14年前の02年、ダンス&ボーカルユニット「BOYSTYLE」で歌手デビュー。SPEEDに憧れ、地元大阪でダンススクールに通っていたところ、現事務所にスカウトされ、芸能界入りした。もっとも、当時は10代前半の子供である。目まぐるしく環境が変わっていく中で、「本当にやりたいことは何だろうって、迷ったりしていました。それがつい先日、小学生の時の文集を見つけたら、私、『歌って踊れる女優になりたい』って書いてあって。ミュージカルも好きだったので、演技にも興味があったみたいです」。
朝ドラで一躍、全国区となり舞台、映画、ドラマでさまざまな役を演じてきた。