「さんまのまんま」終了で再燃 明石家さんまの“TV引退説”
要は「自分やタモリ、たけしがいるので若手が育たない」ということ。さらに、若手が育ってくれば辞めてもいいという発言とも取れる。ではお笑いの若手は育っているのか。芸能評論家の肥留間正明氏はこういう。
「いわゆるビッグ3以外にも、くりぃむしちゅーや爆笑問題、恵俊彰、ウッチャンナンチャンなど番組を任せられるタレントはどんどん出てきてますよね。また、MCはともかく、今は芸能界全体がお笑いというぐらいの“飽和状態”になっています。ということはひょっとしたら、ひょっとするかも……」
もちろん所属する吉本興業関係者は「そんな話はまったくありません」と全面否定だが、こればかりは所属事務所も把握し切れる話ではないだろう。
現在、さんまは61歳。撤回したのは「60歳定年」というだけで、「定年」そのものを否定したわけではない。さんまの心の中ではいまだにくすぶり続けている可能性は高い。