“演ドル”永井みゆきは日本酒大好き 収録で数軒ハシゴも
デビューは堀越高校在学中の16歳だった1992年。永井みゆきさん(41)は、その年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、演歌アイドル“演ドル”として注目を浴びた。飲むのはもっぱら日本酒だ。
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生まれも育ちも大阪・泉州、だんじり祭りで知られる岸和田です。私の実家は国道26号から東の山の手と呼ばれる地区にあって、3歳から法被を着てだんじりを引いてたくらいお祭り好き。日本酒は祭礼につきものですから、物心ついたころから身近な存在でした。
そんな環境なのでお酒を飲み始めたのは20歳でしたが、最初から日本酒に抵抗がなく、「なんておいしいんだろ」って。以来、お酒は欠かせません。ファンの方もご存じなので、私のコンサートといえば、差し入れは一升瓶やボトルがステージにずらり。それをご覧になったプロモーターさんが「女性では見たことがない」と、よく目を丸くされてます。
それも普通のお酒じゃないんです。島根・奥出雲が舞台の「雨の木次線」(14年発売)の歌詞に登場する地名にちなんだ「亀嵩」という米焼酎や、私の芸名と同じ「みゆき」という広島・厳島神社のお神酒を造っている蔵元の銘酒、上越のすごくおいしいワイン「深雪花」といった、気持ちのこもったお酒が多くて本当にありがたいですね。