メンツ丸潰れ警視庁 “ASKA専従チーム”結成の可能性も?
それにしても不可解なことが多すぎる結末だった。覚醒剤使用容疑で逮捕された歌手のASKA(58)が、嫌疑不十分で不起訴となり釈放された件だ。
自宅で行われた尿鑑定で陽性反応が出たにもかかわらず、ASKAは、これは尿ではなくお茶で、絶対に覚醒剤はやってないと主張。結局、警視庁はこの主張を覆せず、不起訴となった。
釈放後、ASKAは続けざまにブログを更新。焦点となった尿検査について〈目の前にお茶がありました。仕事部屋に置いてあったスポイトを思い出しました〉〈尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう〉などと、当時の心境をつづっている。潔白であれば、堂々と尿を出せばいいところを、なぜ、お茶を出したのかは不明だ。
「『お茶を入れた』と言うこと自体、どうみても不可解な言動です。仮に裁判で争点となれば、尿検査に立ち会った警官が『ちゃんと見ていたから、他のものを入れられるはずがない』と証言すればいいだけの話です。しかし、何らかの理由で『ちゃんと見ていた』と言い切れない状況にあったのでしょう。ASKAは執行猶予中で、今回有罪になれば、絶対に実刑となる身。何らかの“悪あがき”をしてくることは想定しなければいけなかった。その点においては、警視庁の想像力の欠如があったと思います」(警視庁OB)